Village Be-Bop / Village Be-Bop All Stars WNCJ-2103
ビレッジ・ビ・バップ/
ビレッジ・ビ・バップ・オール・スターズ
WNCJ-2103 \2,800-
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ビレッジ・ビーバップ ビレッジ・ビ・バップ・オール・スターズ
NOTE
2001年 新しいビ・バップ誕生。
ブレーキーの遺産(JAZZ)を受け継いで、いまVillage Be-Bopperが吠えた。
メンバー
John Abrams (Ts)
George Braith (Braith horn)
Jimmy Vass (As)
William Ash (G)
Sacha Perry (P)
Billy Johnson (B)
Fabio Morgera (Tp)
Evelyn Blakey (Vo)
Yoich Kobayashi (Dr)
曲 目
1.Monkey Cha-Cha
2.Conste
llation
3.Soon
4. Cherokee
5.You Gotta Pay The Band
6.Lullaby In Rhythm
7.You Stepped Out Of A Dream
8.Ingen Mame Blues
ライナーノーツ
私が初めてNYに行ったのは1982年4月。今考えてみれば70年代にかなり近い年だった訳で、当時はシー・シャープ(As)、ジュニア・クック(Ts)、ジョー・ジョーンズJr,(Dr)(最初にレコーデイングした仲間)等がまだバリバリに活躍していました。他にもトミー・タレンタイン(Tp)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(Dr)、レッド・ガーランド(P)、ウデイー・ショウ(Tp)、ビックニック・ニコラウス(Ts)、マイルス(Tp)と目の前で彼等のすばらしい演奏を見る事ができました。NYの最初の印象はこの町はやはりビーバップだ!と思いました。60年代で終わっているどころかNYでは今だにジャズの主流はビーバップと感じさせられたのです。
当時のジャムセッションのクラブではほとんどがBe Bopの選曲が多く毎日のように次の様な曲をやったので覚えています。チェロキー、ハーフネルソン、フォアー、ステイブルメイツ、レジーバード、マイノリテイー、等など。’82年頃「ジャズフォーラム」でジョー・ジョーンズJr,がハウスで17才のべニー・グリーン(P)を使ってました。’83~’84年頃はバリーハリスの「ジャズカルチャーシアター」。同じ頃隣に「スターカフェー」これはかなりのすごいミュージシャン(ケニーギャレットの売れてない頃)が集まってました。’89年頃の「オーギース」(大西順子がレギュラー出演していた)「ブルーノート」の深夜、等など。そしてなんといってもNYでもっとも古く(30年以上)今でもやっている「ユニバーシテイ・オブ・ザ・ストリート」(ジャズ大学)は私が最も愛する場所でオーナーとも(モハメッドさん)仲良くしています。NYに行く方には必ず勧めています。(毎週金、土の11:30~3:30am、入場料$3)
3年振りに行ったNYで今回はこのビレッジのオールスターバッパーを集めて念願のBop特集のアルバムを完成する事ができました。
小林陽一