新譜紹介 


 ORGAN MEETING
Jack Mcduff/KANKAWA

 曲 目

 1.Pettin' Cat
 2.Satin Doll
 3.G-Blues
 4. Softly As In A Morning Sunrise
 5.Organ Talking
 6.T-Bone Steak

オルガン・ミーティング
ジャック・マクダフ/カンカワ

WNCJ-2104            \2,800-

ジャック・マクダフ最後のレコーディング・セッション。
日米を代表する二人のオルガン・プレーヤーによる演奏。
六本木club BASH でのこの貴重なライブ録音はジャック・マクダフ最後のレコーディングセッションとなった。

メンバー

 Jack Mcduff (Or)

 KANKAWA(Or)

 Marvin Horn (G)

 Greg Bandy (Dr)

 Nao Takeuchi (Ts)

 Kenichi Nishio (Tp)

 

 

 


 オルガン・ジャズはいつの時代にも必ず存在してきたものであるが、2001年のいま、ソウライヴなどソウル・ジャズにヒップホップの現代的な要素を混ぜたグループが現れるなどして、俄にジャズを知らない若い人たちの注目を集めるようになった。いつもジャズを見つめてきた人にとっては、特別に新しいことが今起きているとは思えないかもしれないが、オルガンのグルーヴィなノリとサウンドが世代やジャンルを越えて認知され始めているという事実は素直に喜ぶべきことだと思う。若者達の好みのレンジはファンクだけでなく、正統派のオルガン・ジャズにまで向きつつあるようだ。ニューヨークでもオルガン・ジャズはいよいよ活発さを増しており、ラリー・ゴールディングス、ジョーイ・デフランセスコなど若手の動きも目立っている。なにより御大ジミー・スミスも新作をリリースというのが頼もしい。2001年ニューヨーク・オルガン事情は熱い。そのなかでの今年1月のマクダフ死去の訃報には計り知れない喪失感があった。コテコテにグルーヴィでソウルフルなオルガンと云えばやはりマクダフを挙げる人は多いのではないだろうか。ハイスピードで弾ききるわけでもないけれど、その独特の気持ち良い雰囲気は忘れがたいものがあった。東京六本木“club BUSH”でのライブ録音による今作は、まるでニューヨークのハーレムにいるような錯覚にさせてくれる貴重なライブ録音になった。

                            ライナーノーツより 松永誠一郎 NYC

 



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