Meets the tradition ／ 川崎敦史 WNCJ-2238

スタンダードの再構築、温故知新、偉大なるサックスプレイヤーへのオマージュをこめて。

瑞々しく新鮮さを失わない50年代、60年代のジャズ。
いつまでも色褪せることの無い演奏とは何か？という問からこのアルバムは生まれました。

いい音楽には「勢い」と、いい意味での「いい加減さ」があります。生々しさや自由という言葉に置き換えてもいいかもしれません。

それは音楽の気負いのなさ、に現れます。

ワンホーンのスタンダード物は数多くの名盤がひしめく激戦区です。
奇をてらわず、そのままで「ワンステージのメニュー」になり得るアルバムに仕上がった、と思っています。
デスモンドの抒情とマクリーンの激情。
自分の目指す上記のコンセプトにはまだまだ及びませんが、少しでも近づきたいという思いを込めました。

また、ピアノトリオに、大徳俊幸、水橋孝、関根英雄という、僕にとってのVIPとも言える素晴らしいプレイヤーが参加してくれました。

川崎敦史／Atsushi Kawasaki（アルトサックス／alto sax）
大徳俊幸　／Toshiyuki Daitoku（ピアノ/piano）
水橋孝 ／Takashi Mizuhashi（ベース/bass）
関根英雄／ Hideo Sekine（ドラムス/drums）