Turnaround -Tokyo Live- /小橋敦子 +井上陽介 WNCJ-2215
Turnaround -Tokyo Live-
Atzko Kohashi + Yosuke Inoue
WNCJ-2215/アルバム/2010.12.15/\2,800(税込)
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Turnaround -Tokyo Live- 小橋敦子 +井上陽介
NOTE
アムステルダムから東京へ
――2009年秋に東京Body & Soulで行った小橋と井上のデュオの実況録音。
井上さんのベースからはNY訛りが聞こえてくる――」。
前作Amstel Momentsではオランダ人ベーシストのフランス・ヴァン・デル・フーヴェンと共演、そのためヨーロッパ的なサウンドだといわれることが多かった。
一方で、NYで長く活躍した井上さんの音はどこかNY訛りがある。 そのせいか、前回とはかなり違うデュオになった。 ビル・エヴァンスは、デュオの共演者、ジム・ホールを「リズムセクション全てが備わっているようなギター」と語ったが、私は井上陽介さんにも同じことを感じた。 ベースの音から、パルスが伝わってくる。そのパルスを感じながら、お互いが演奏空間を自由に往来する。それぞれのいろいろな発想が交差する。
こういうデュオは楽しい。 デュオは、「息の合った」プレイである必要はない。お互いがエネルギーを発散し、それぞれの言葉で主張する。その瞬時のやりとりが楽しく、広く自由な空間が嬉しい。「こういう良いデュオは珍しい」とは、終わってから二人が一致した意見だ。 録音エンジニアに徳永陽一氏(Team Active)、ミキシング・マスタリングはオランダ、ヒルバーサムにあって数々の名録音の舞台となったラジオ・ネーデルランド内のスタジオで行った。
日蘭合作のサウンドは自然で温かいものになった。
野本、岡安、横山、若手リズム陣によるスウィング感溢れる演奏はジャズファンも納得の一枚。
<曲目>
1.
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Turnaround | Ornette Coleman |
2.
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Little B’s Poem | Bobby Hutcherson |
3.
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Footprints | Wayne Shorter |
4.
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I Wish I Knew | Gordon-Warren |
5.
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A.F.L. | Atzko Kohashi |
6.
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If I Were a Bell | Frank Loesser |
7.
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Soul Eyes | Mal Waldron |
8.
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Amstel Delight | Atzko Kohashi |
9.
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Cry Me a River | Arthur Hamilton |
10.
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Body & Soul | John Green |
アーティスト情報
Artist Plofile >小橋敦子 Atzko Kohashi (Piano)
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DATA
Recording by Yoichi Tominaga Recorded Live at Body & Soul, Tokyo Japan on 17th Nov, 2009
Mixed & Mastered by Frans de Rond at Studio Eleven, Hilversum, The Netherlands
Design : Takamu Watanuki